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25.12.18ブログ NEW

家づくりを始めるとき、「子ども部屋をどう作ればいいの?」と悩む方は多いのではないでしょうか。

勉強しやすい環境は?親子の会話を増やすには?子どもが巣立った後はどうする?――考えることはたくさんありますよね。さらに、子どもが2人、3人いる場合は部屋割りも重要なテーマです。

「教育に良い子ども部屋を作りたい」という思いは、家づくりの大きなポイントのひとつ。
子どもが健やかに育つために大切なことは、

  • どこでも学習できる環境づくり
  • 規則正しい生活習慣を身につける工夫
  • 家族が自然と集まれるスペースを設けること

など、いくつかポイントがあります。

今回は、子どもの成長に合わせて心地よく過ごせる理想の子ども部屋のヒントについて、ご紹介します。
皆さまの家づくりの参考になれば幸いです。

子ども部屋をつくる前に考えておきたいこと

目的をはっきりさせる

まずは「子ども部屋を作る目的」を書き出してみましょう。
勉強、睡眠、遊び――どれを重視するかで部屋の役割は変わります。

「勉強はリビングでしてほしい」「自分の部屋で集中してほしい」など、家庭ごとの考え方を整理すると、広さや配置の目安が見えてきます。

勉強しやすい環境づくり

小学校入学をきっかけに机を買うご家庭も多いですが、低学年のうちは個室よりもリビング学習がおすすめ。リビング学習なら、料理などの家事をしながら子どもの様子を見守り、学習内容を補ってあげられ、学習のペースをつくるサポートもできます。

また、小さいうちはリビング、洗面所、玄関などに場所を決め、「おもちゃはここ」「歯ブラシはここ」と決められた場所に片付ける練習は、集団生活にも役立ちます。

広さや方角の工夫

日当たりのいい南側の部屋を、と考える方が多いようですが、実は北側の部屋の方が季節などに採光を左右されないため勉強に集中しやすいともいわれています。

また、子どもが個室を必要とするのは、中学生くらいから独立するまでの数年間といわれます。将来的なことも加味した上で子ども部屋の場所を考えましょう。

兄弟姉妹の部屋割り

子ども部屋が複数必要になる場合、子どもの人数に合わせて部屋を用意することが難しいこともあります。子どもの性別が同じであれば相部屋にすることも可能です。異なる場合はそれぞれの部屋が必要になるかもしれません。また子ども同士の性格や関係性によっても個別の部屋が必要など、それぞれの家庭によって違ってきます。

子ども部屋の広さ

子ども部屋の広さは6畳だというイメージがありましたが、今は4.5畳にしている住宅も少なくありません。勉強は子ども部屋ではなくスタディコーナーやリビングにつくったワークスペース、リビング隣に作った和室でするなど、家族が集う場所で一緒に勉強する家庭も増えています。

間仕切りの活用

広めの1部屋を子ども部屋として、子どもの成長に合わせて間仕切りできるように作っている住宅もあります。子どもが小さい時は広々と使え、思春期を迎えたらプライバシーを確保できるように間仕切りをして2部屋に変更します。この場合は仕切り後にドアと窓が各部屋に必要になることを考えて設計しましょう。

学習机は本当に必要?

学習机は意外と使用する期間が短く、また勉強はリビングやワークスペースでするお子さんが多いこともあり、思いの外使わなかったと言われる方が多いようです。
そこで壁に向かって造り付けのカウンターをつくっておくと、デッドスペースが活用できて部屋が広く使える、机の下の掃除がしやすい、成長してもパソコンデスクとして使えるなど、いろんなメリットが考えられます。

子ども部屋の場所は?

子ども部屋をどこに作るかは大きく2つに分かれます。
「リビング、キッチンなど家族が集まる場所」か「夫婦の寝室のそばなど静かな場所」になります。ただ、キッチン、リビングは家族のコミュニケーションが取りやすい配置を優先するので、リビング周りではなく家の中の静かな場所にする方が多いです。
家族が集まる場所を通って子ども部屋に入るようリビング階段にすれば、家族が顔を合わせる機会が多くなり、子どもの様子もわかります。

まとめ

子ども部屋づくりのヒント、少しは参考になりましたでしょうか?

夫婦が円満に仲良く暮らす光景、家族が自然と集まってくるリビング…マイホームの検討時にはご自身でも知識をもつことが大切です。

鳥取市近辺でマイホームをご検討の方向けには、ぜひ一度ご相談にお越しいただければ幸いです。